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薬は白湯で飲まなければならない?

2014-04-01

このコーナーでは、皆さんが知っている何気ない、でも聞いたら『目から鱗(うろこ)』の役に立ついろんなお薬の話をして行くつもりです。お楽しみに。

「お薬は白湯で飲まなければならない?」 とは、昔からまことしやかに言われ続けてきた事ですが、白湯なんて美味しくもなんともないし、食後の一服の日本茶や休憩時間のコーヒータイムなど、折角淹れた、そこにある美味しい飲み物でついでに飲めちゃえば一番!!

なんて思うのが人情ってもんじゃないでしょうか?

 実ははこれは迷信に近いものなんです!。とは言っても1~2割位は本当のことでもあるんです。

 現在のような水道もなく、地中深くまで掘った井戸さえも少なかった大昔、生水というのは体力の低下した病人にとっては、なかなか危ないものでした。また、昔の漢方の粉薬がお湯のほうがよく溶けるものが多かった為ではないかとも考えます。

 水道事情が格段に進化した現代でも、一部のお薬では、お茶やコーヒー、牛乳やジュースなどの成分と結びついて、吸収が阻害されたり、まれに効果が強く発現するような場合もあります。 

 「えーい、面倒くさい!」っと、逆に水なしで飲んだりすると、のどや食道に引っかかって炎症を起こしたりしますので要注意です。また、胃まで確実に流し込むためにせめて150cc(コップ2/3)くらいは飲まれたほうがよいでしょう。

 現在は『口腔内崩壊錠』といって口の中の唾液で湿らせて、水無しでそのまま飲み込めるお薬もありますので、営業などで外出中の服用が多い方などにお勧めです。

 また、飲んだ直後にすぐ横になると、食道に詰まったり、胃に流れ込む前に溶け出したりするので、少し間を置くとよいでしょう。

 まあ、よく言われるのは、鉄剤はお茶の成分と結びついて吸収されなくなるというのは、皆さんご承知の方も多いと思います。

 しかし、概ね眠くなるような成分を持ったお薬、つまり中枢神経にはたらくような、精神安定剤や抗うつ剤、睡眠導入剤など。あるいは糖尿病薬や血圧降下剤などと一緒にアルコールを接収すると、効果が強く現れすぎて、血糖値を下げすぎたり呼吸抑制や循環機能不全を引き起こしたりと、生命の危険もあるので、くれぐれも用心が必要です。

 水や白湯が無難なのは確かですが、ご自分が飲まれているお薬の役割や特性を理解していらっしゃれば、普通のソフトドリンクならば、ほとんど気にせずに服用時の水分として問題ありません。

 折角の治療の為のお薬の服用ですから、ストレスを感じないのが一番ですものね! 是非、薬剤師にお気軽にお尋ねください。喜んでお薬の説明や服薬の指導をさせていただきます。

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